mimizunoBlog

何気ない日々から学びを受け取るブログ

「やりたいことがない」と悩み続けた僕にたくさんのコメントをいただき、僕が感じた3つの事。

まず初めに・・・正直本当にしょうもない事で悩んでいたこんな若者にコメント、アドバイスをしてくれた全ての方々、本当にありがとうございます。

 これは僕が書いた記事にいただいたコメントに僕が思った事についてです。

詳しくはこちら↓(初めて記事がバズるという事を経験し大変驚いております)

mimizunoblog.hatenablog.com

記事にいただいたコメントは僕の予想していたものとはまったく違っていた

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まさか僕が書いたしょうもない悩みの記事がこんなにバズるとは思いませんでした。。。

記事を書いた翌朝、アクセス数を最初にみて驚いた。

(ん??...2000pv??......2000pv!!!???)

↑こんな感じ

最終的には200はてなブックマークと1万4000pvを達成したという形です。

そして僕はたくさんのはてなブックマークコメントがついてるのを見て最初こう思いました。

「おそらくかなり批判コメントきてるんだろうな。。。もしくはめちゃくちゃ応援してくれるか←(ここでも自分に甘い僕)」

そして記事に対してのコメントを見た時僕の予想は完全に外れました。

http://b.hatena.ne.jp/entry/mimizunoblog.hatenablog.com/entry/2016/02/12/002149

(はてなブックマークのコメントです)

本当に多くのコメントをいただき、それは批判でも応援が多かったわけではなかった。

そのコメントの数々はブログを見てくれた一人一人がおそらく本音でコメントをしてくれていて、僕はその全てを素直な気持ちでみることができました。

コメントを見て素直に思った感想は

「世界はこんな僕にも、まだ優しかった。」

かっこつけるのは置いといて、もちろん現実みろよ的なコメントやこれが意識高いやつかみたいなコメントもありましたが、僕にはまだみえていない世界がたくさんあるのだと感じました。

1.なぜ僕はこんな事で悩んむようになったのか

僕がなぜこんなつまらない事で悩んでいるのかを考えましたが、たぶんそれは生きていく人生の中で「なぜ?」にこだらずただただ社会のレールに敷かれた道を歩んできたからだと思います。

厚切りジェイソンでいうこれ↓

僕は幼稚園からサッカーをやってきて、いままで普段の学校での勉強はただこなすというものでした。先生の言う事は正しいと思ってきた真面目ちゃんで、高校生になってからちょっとおちゃらけるようにもなり、先生のいうことにも疑いの目を持つようになりました。

しかし大好きなサッカーでそんなに強くもない高校で結果を残せず挫折。大学受験を迎えやっと現実に向き合わなければならず、周りが大学に行くから自分も大学に行くというのが嫌でしたが、学びたい事ややりたいことの答えなどでない。

美容師や看護師になるために専門学校に行く同級生は、自分のやりたい事のためにがんばっていて、僕にはとてもかっこよく見えました。

ましてまーーーーなかなか苦労して入った大学だったので、授業料も奨学金で払っている僕としてはこの4年間でなにか自分の軸をみつけようと必死だったわけです。

また僕が思う事は、小学校から高校までは、受験のために勉強するというレールにしかれた教育のだったのに対し、大学に行けば「好きなことやっていいよー」と、単位さへ取れば遊んでもいいし、別に授業にこなくても怒ってくれる人もいない大学という環境です。(逆に言えば就活のためにがんばるというレール)

「やりたいことがわからない」という僕と同じような学生が出てくるのはやはりこの日本の教育システムに少し問題があるとは思ってしまいます(教育のせいにするな!!って話ですが...)

もしかしたら逆に高校とは違って、大学では自分で考えて自分で行動する力を身につけることを意図してるかもしれませんが、いままで「なぜ」ということを考えず、いわれたことをただやってきた僕には確かに一番必要なことでしょう。

2.「やりたいことがない」というのは最高に幸せな悩みだった

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僕としては「やりたい事がないというのは」人生の悩みですが、これはよく考えれば最高に幸せな悩みでした。

僕は去年の夏フィリピンに語学留学行きましたが、そこの学校の先生たちは僕とほとんで変わらない年で、むしろ自分より年下の先生もいた。

また給料を聞いてみれば、日本のアルバイト1時間で稼ぐお金が彼らの1日の給料。

彼らは一生懸命働いてもそんな大金も得られず、僕と同じ年代から毎日苦労していた。

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「なんてつまらない事で悩んでいるんだ自分は」

なんて事を痛感しました。

またそこで孤児院訪問もしました。

そこにいる子供たちは親がいなく、毎日食べていくのにも大変なのにみんな自分以上に輝いて見えた。

僕はなかなかコミュ症なのであまり子供と絡んだりするのが得意じゃないですが、その時は思い切って子供たちと接して、勇気を出していっぱい遊びましたが、彼らの笑顔は本当に素敵で、本当にすばらしい力をもらった気がしました。

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世界一周をした純平君の記事に「他の国の人が幸せかどうかなんて旅行者には絶対わからない」という記事がありました。もちろん僕には現地の人たちの大変さや幸せなんてわかるはずもないし、まして世界を旅した事もない自分は世界のこれっぽっちもわかっていないと思います。

でも僕にとってフィリピンの人達は本当に普段から笑顔で輝いてみえた。

なのに生まれた場所が違うというだけで、いくらでも可能性がある自分と、毎日必死で働いている彼らをみて、本当に情けないなと思いました。

でもだからこそ、こんな幸せなチャンスを持った自分は、精一杯このチャンスを生かさなければならないと思っているのだと思います。そのために「やりたいこと」探しをしていたのかもしれないです。(あまりまとまってない気がしますがごめんなさい)

www.junpeihazama.com

3.そもそも成功してる人や頑張っている人たちに悩んでいる暇なんてなかった

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まだまだ思う事はたくさんあるのですが特に思った最後の事は、日々努力している人たちにはそもそもそんなことで悩んでいる暇なんてなかったのだなとわかったことです。

ブックマークでもいろんなコメントをいただきましたし、前の記事でも書きましたが、自分は目の前の事に自分が思っているほどまだまだ本気で取り組めていなかったのだと思います。おそらくこれは自分のやりたいことじゃないんじゃね?みたいな感じでしんどくなった時には逃げれていたのかも。

ただ営業の学生団体を創設し、運営していた時は1年間本気で頑張ったとは思いますが、やはり環境というものは怖いもので僕はやっていることで満足しているところがあったのだと思います。

いろんな話も聞けましたが、やっぱりバンクーバーのうぇぶ屋であるセナさんの記事を何度も読みましたが、これが一番僕に足りない事で、わかった気でいましたがまだまだ甘かったのだと思います。

(高卒でバカなのに最高に楽しい僕の生き方と守りぬいてきたこと | バンクーバーのうぇぶ屋)

紙しか積んでなかった僕の話し

先ほども書きましたが、僕は今の生活がコレでもかというほど、楽しいですし、満足しています。苦しいことがゼロかと言われれば、そりゃぁ全然そんなことは無いですが、少なくとも将来に悲観したりすることはほぼありません。

では、どんな過去が僕にあったかと言えば、本当に言うに耐えないくらい普通というか、平凡というか、バカでした。

九州の熊本に生まれ、中学は完全にヤンキー学校で、高校の3年間も親戚の印刷所でとにかく毎日印刷機に菊半サイズの紙を何十万枚も積んで、4色印刷機にインクを乗っけてインクが固まらないように注意して、足りなくなったらインクを足すバイトしかした覚えしかないです。当然ですが、勉強なんか全然出来なかった。持ってた資格なんか何も無かった。免許証位な物です。

その後、特にやることも、別に将来の夢も無かったので、務めていた印刷屋が東京に出るのと同時に、上京することにしました。で、まぁずーっとバイトばっかりしてたこともあって、なんかやらないとなぁくらいのノリで週三回は都内のWEB制作の学校に通う事にしました。まぁ、学歴の足しに成ることは無いにしても、ここを卒業したら何か知らないけど都内の制作会社に運良く入る事ができました。

まぁ、そんな感じの至って普通ですねって話しです。

というわけで、高卒バカなりに伝えたい事

僕もまだまだ若輩者なので、大きな口は叩けませんが、もしも、僕のように海外で働いて、楽して、作りたいもの作ってという状況を良しとするのであれば、僕から出来るアドバイスは3つです。

将来語る前に、目の前の事に手を抜かない方が良いと思う

高卒の人間を認めてくれる人は超少ない。「高卒なんだね、じゃぁ最低賃金でいいよね」なんて具合で、飲み会の場では基本パシリ役(僕はそうだったw)、その存在が認めてもらえる事自体少ない。認められることが少ないから、将来が不安になる。気がついたら、将来のことしか考えてない自分がいて、今をおろそかにする。目の前のバイト一つとっても、”将来の自分”の役立たないと手を抜いてしまう。その悪循環にハマると、手を抜くことが当たり前になってしまう。これは学歴に関係無く最近よく目にする光景の一つじゃないでしょうか?

結局は続ける事じゃないかと思う

僕はブログ6年やって、いまのブログになったのは過去に4年間やってたブログを捨てて、完全に分析と戦略の上でこのブログは成り立っているので、一概に続けるということだけが全てとは言えないのですが、それでも単純作業だろうが、同じ事の繰り返しだろうが3年も続けると次が見えてきます。先ほども書いた”将来の自分”の役に立たないからと、途中で投げ出す事が必ずしも自分のためかは僕には疑問ですね。”続ける”ということにどれだけの価値があるかと僕に問われれば、『高卒でも海外で必要とされるようになれる程度には重要だよ』と答えるかもしれません。ブログだけに限らず、たかが紙を機械に詰む仕事一つとっても、続けるということで見えてくる未来って意外とデカイ。そして、ただ続けるんじゃなくて、日々を全力で続けることができれば、僕は必ず輝かしい未来が待っていると信じてやみません。

そもそも将来の自分とか夢とかの意味がよくわからない

バンクーバーなんかの多人種な街に居ると、多くの留学生がやってきます。彼らは自分の将来を考え留学という選択をとる人が本当に多いのですが僕がどうしても不安に思ってしまう人たちの中に「自分探し」という言葉を使う人達が挙げられます。

それは「自分探し」という言葉を使い、留学した人たちの中で「自分、見つかりました!」と報告してくれる人が、ついに今日までの5年間の中で耳にする機会が無かったからです。

また「将来やりたいことを見つけにきました」などという言葉を聞くのも不安になります。「見つかりました!」という言葉を聞くことが本当に少ないからです。

ここからは、そんな「自分探し」な人たちを多く見てきた僕の意見でもありますが、自分って探して見つかる物じゃ無いと思うんです。夢もそう、夢って待ってりゃ来るものでもなければ、探して見つかる物でも無いと思うんです。

それでも、「僕は今やってる事好きだし、楽しいよー」なんて事を言えば、「どうすれば自分のやりたいことが見つかりますか?」なんて聞いて頂くことも多いのですが、目の前にあることを全力でやってたらそれが夢なり、目標なり、自分になる。これがとりあえず、僕が考えられるバカなりの答えです。

目の前にあるバイト一つに全力出せずに夢なんか見つかるんだろうか。目の前にある仕事一つに本気になれずに、目標とか立てられるんだろうか?目の前の事に手を抜いて、自分がやりたいことが見つかるんだろうか?

そもそも、バイト数年続ければお金貯められるよね?って話しをすれば、大半は無理だと答える。バイト一つに手を抜かずに数年も打ち込むことなんか出来ないと。将来のために成らないと。まさに大卒らしい贅沢な悩みだと正直思います。

将来なんか考えてもどうせ高卒な僕にはどーしよーもないと、目の前の紙積みに一生懸命だった僕は、目の前の一切に手を抜かないというたった一つ守ってきたものだけで今ここに居ます。

目の前の事に手を抜かなければ未来とか将来の自分なんか、勝手に向こうやってくるのが僕の知る自分の将来の作り方ってヤツです。

 これから

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これからの僕が意識していこう思うのは3つです。

  1. 目の前のことを本気で取り組みかつ継続する
  2. 具体的戦略をたて、ゴールから逆算する
  3. なぜにこだわり、今を楽しむ

まず 1つめに「目の前にことを本気で取り組みかつ継続する。

まあ、結局はこれなんだと思います。

間違ったとしても修正し何が悪かったかを考え次に活かす。

どんな事にも必要なことでしょう。

ただそれをするにあたって今までの僕に足りなかったのかなと思うのは2番目の「具体的戦略をたて、ゴールから逆算する」

これに関してはツイッターでリプをいただいた具志ジローさんからアドバイスをいただきました。またブログでも細かく説明してくれ、自分だけ言ってるわけではないにしろ本当に感謝で今後アドバイスを意識して行動します。

実は高校時代からも部活の監督に言われてました。

「ゴールから逆算や」

その監督はいつもドヤ顔でこの言葉をゆっていて、毎回なんやねんと思っていましたが、これは受験勉強していた時もやっぱり大事だなと何度も思った事で、目標を設定し、自分のやるべき事を細分化して、失敗した時にどう修正するか。

それがゴールから逆算というまあ単純な言葉ですが、確信をついたことだと思います。(いうのは簡単ですが←)

具志ジローさんのアドバイスはまた記事にして、まとめたいと思います。

blog.gushijiro.com

最後3つ目「なぜにこだわり、今を楽しむ

2つじゃんというツッコミはなしでお願いしまして、とにかくレールに敷かれた道をただただ歩んできた僕に必要な事は「なぜ」を考える事で、そしてなにより今を楽しむということですね。。

コメントでもいろいろご指摘いただいたのですが、「やりたいこと」を探していて今を全く楽しんでないのは感じていました。人生なんてゴールのために生きてるわけでなく、その過程を楽しむもの。べつにやりたい事なんてなくてもいいのかもですね(悟り)

単純な仕事を精一杯やることもすばらしいですし、日々の小さな幸せも僕は見逃していたのかもしれません。

人生の荒波さえも楽しめたらいいなと思いますが、実は僕が思っている波は波ではないのかもしれない。学生中にとりあえずインドには行きたいです←

本当にまだまだ感じる事がありますが、なによりちっぽけな大学生にこんなにもアドバイスやコメントを残していただき、その方一人一人に本当に感謝の気持ちです。

ありがとうございました!!

おまけーこの春休み

この春休みは実は来週からアメリカのカリフォルニアにあるロサンゼルスにホームステイしてきます。正直にいえば行く目的はないです。。

両親の外国人の知り合いに止めてくれる人がいるという事を知り、特に行く理由や行きたいとこもなかったので、行くか結構迷いました。

でもまあ「この際行ってしまえしまえ!」ということで1人旅を3週間ほどしてきます。完全にモラトリアムの旅ですね。自分探しをしてもたぶんみつからないと思うのですが、なにかきっかけがあればいいかなとおもってもあす(ちょっと休憩をください。。。笑)

そのあとは海外ビジネスインターンをベトナムでしてくる予定です。海外武者修行プログラムというもので、かなり中二病みたいな名前ですがかなり評判も良く、主催してる方が本当に志を持ち学生を大切にしようというのが参加する前から伝わってきたので申し込みました。こちらもまた記事にします。

あと現在デザインに興味がでてきました。(結局やることコロコロ変わるねって怒られそうですが。。。ごめんなさい!)

というのもいろいろ理由があり、一番は1冊の本に出会ったのがきっかけです。

 本当に簡単に説明すれば、デザインの本質は問題解決であり、デザインで世界の貧困や格差も解決できるという本です。

もちろんそれをするには相当な努力が必要であり、そのレベルに行くにはまず自分がある程度稼ぐ事ができるまでにならないともいろんな方に言われました。しかし僕がもし仕事をすることでこんな事ができれば本当に素晴らしいなと心から思いました。

でも実際どの仕事も結局は誰かの役に立つ事が仕事なのかなとも思ってる次第です。

家入さんも言ってた気がしますが、身近な誰かの役に立つ事をすること。まず1番にすべきことはそういうことなのかな。

thefirstpenguin.jp