いい人であるコツは、人の行動を見つめ自分の感情を俯瞰すること
最近、「ジョブ理論」を勉強し、「瞑想修行」をしてから、人の行動の理由のなぜを観察する癖がつきました。
ジョブ理論とは、「人は常に何かしらタスク(目的)を抱えており、それを解決するためにプロダクトを雇用する」ということで、瞑想は「ただひたすら自分を客観的に観察すること」です。(詳しくはnoteにて)
ジョブ理論は、プロダクトやサービスをデザインするときの視点を与えてくれますが、人とより良いコミュニケーションを築く際にも、応用することができます。
例えば、人が誰かに厳しい口調をしたり、諭そうとしたり、逆に喜んでくれたりと、人が誰かに行動をするときは、その人が何かのタスクを解決するために、感情や行動を雇用していると言い換えることができます。
そう捉えるようになってから、自分も過度に感情的になることなく、よりよい態度や行動を選択できるようになった気がします。
ただ、気をつけるべきは、そんな時に自分が相手を理解したと思い込まないことです。「あー、相手はおそらくこんなことを思っていて、こうなんだろうなー」と理解し、あたかも自分が相手を理解して、ある種の優越感を感じてしまうのはとても危険な状態。
大事なのは、自分の今の在り方であり、人を理解したと思わないこと(もちろん、理解できているとも思い込まない)
客観的に捉え、今この瞬間相手にとってどんなことをしてあげられるか?を考えれば、よりよい行動や発言をすることができると思うようになりました。
人の行動の原動力は、突き詰めると2種類しかない。愛を原動力とするものと、恐れを原動力とするものだ。
結局のところ、人の行動は究極的には「愛」と「恐れ」に分かれるのかもしれません。
例えば、自分の立場が危ぶまれるような出来事や、自分に対して何か攻撃的な出来事が起こった時、僕たちは恐れを感じて、自分の身を守るために批判的な態度や行動、発言をしてしまうかもしれない。
でも、そんな時自分の恐れに気づき、一歩引いて自分を見つめてみれば、その行動を変えることができるはず。
自分の感情をよくよく観察してみると、ほとんどの思いは恐れが原因となっていることに気づくだろう。そのとき、「ああ、私は恐れているんだろうな」と受け入れてしまえば、自然とその思いは消化されるのだが、多くの人は、たとえ気づいたとしてもそれを認めようとしない。
チームにおいても、人とのコミュニケーションにおいても、その時の目的というものは決して相手を否定することでも、攻撃することでもなく、お互いが幸せになることなのだから。
最近、「ジェダイの哲学 - フォースの導きで運命を全うせよ」という本を読み、スターウォーズが昔から好きだったのですが、スターウォーズから学べることが計り知れないと自分の中で話題です。引用文は本書から。
人生何を信じればいいかわからんからフォースに導かれることにした。amazonでポチったら落合陽一が真剣に推薦文書いてて笑ってる。内容は映画の内容を元に、人生の教訓を教えてくれる感じで、映画ファンでも読み物として面白い。 pic.twitter.com/tYi6aNjJ4q
— みみずのみずの(京都でデザイナー) (@mimizunosuguru) September 7, 2019
タイトルだけみると、ふざけてるのか、変な自己啓発本わからないですが、あの落合陽一も推薦しているので、スターウォーズファンにはきっとおすすめです。笑