僕らはみんな〇〇でできている。
世の中には何でもできてしまう天才達がいます。
スポーツとか恋愛とか、受験勉強とか確かに努力はしているけれど到底追いつけないやつはやっぱりいっぱいいる。
そいつらに勝つにはどうすればいいか??
その1番の近道は、一番できるやつを"真似"することです。
受験勉強でもよく失敗しているのは間違ったやり方で勉強している人です。
僕は受験勉強でもともと頭があまり良くないので、効率を重視し、1番のやり方つまり成功している人のやり方で勉強することで大学受験を成功させました。
またスポーツにおいても、小学校から高校までサッカーをしていましたが、僕は一流のメッシやロナウドのプレーを何回もyoutubeで見まくって、フェイントを何度も真似しました。
結果的に僕はサッカーにおいては挫折してしまい成功はできなかったけれど、いいプレーができるとき僕は体が勝手に動くイメージで、たぶんそれは上手い人を真似することで脳がそれを覚えているのだと思います。スポーツをする人ならこの感覚はあるのではないでしょうか??
黒子のバスケでいう、いわゆる"ゾーン"ですね。
アメリカの一流バスケット選手のコービー・ブライアントも一流の動きを真似してきたことを宣言しています。
僕の動きはどれも一流選手から盗んだものばかりさ。僕は報いたいんだ、動きを教えてくれた先人たちにね。すべては試合の為さ。試合は僕自身よりずっと大事なんだ。
(コービー・ブライアント)
僕らは誰かのコピーでできている
誰もスタイルや個性をもったまま生まれてくるわけじゃない。自分が誰だかわかって生まれてくるわけじゃない。僕たちはまず、自分のヒーローのまねから始める。"コピー"して学んでいくわけだ。
(「STEAL LIKE AN ARTIST」)
そう。つまり僕らは誰かの、誰かの真似でできています。完全なオリジナルはありません。お箸の持ち方だって家族の誰かを真似して学ぶし、泳ぎ方だって誰かの真似をして泳げるようになります。完全オリジナルなんてないんです。
いいと思ったものをコピーしよう。コピー、コピー、コピー。ひたすらコピー。その先に自分が見つかる。
(山本 耀司)
でも真似することってパクリだろ??っていう人もいるかもしれません。たしかに一つのことを真似することはパクリです。僕も受験勉強で友達のきれいなノートの書き方を完全に真似して、友達に怒られたことがあります。笑
たしかに完全に真似することは、パクリであってそれが絵とか作品なら、盗作になります。オリンピックのロゴも大騒ぎですね←
でも真似したものに自分の要素を加えればそれはパクリではなくオリジナルになります。誰かのやり方をそっくりそのまま真似すれば完全にパクリですが、自分がいいと思った人たちのいいところだけを盗んで、それをいくつも繋ぎ合わせればそれは自分だけのオリジナルになるのです。
作曲家のニック・ロウは言っている。「まずは自分のヒーローの全作品を作りなおそう。」と。といっても、一人のヒーローからまるまる盗んじゃいけない。ヒーロー全員から盗むんだ。作家のウィルソン・ミズナーは「1人の作家をコピーすることは盗作だが、何人もの作家をコピーするのは研究だ」といっている。かつて、漫画家のゲイリー・パンターがこんなことを言ったのを覚えている。「君がたった1人の影響しか受けていなければ、君は第2の〇〇といわれるだろう。だが、100人から盗んでしまえば、"君はオリジナルだ!"と言われるのだ」
(「STEAL LIKE AN ARTIST」)
自分の周りにいる成功している人たちのやり方をたくさん真似しましょう!
それが成功するための1番の近道です。
僕らの世界もまた"僕らの知っていること"でできている
僕らの見ている世界は、僕らの知っていることでできていて、景色は同じでも一人一人見え方は違う。これは僕の尊敬している大学の先生に聞いた話であり、聞いた時はとってもなるほどなって感じました。
僕らが見ている世界は100人いても、全員にとって世界の見え方は100通りあるというのです。例えばある人建築の仕事をしている人にとっては、建物の一つ一つに注意がいき、この建物はここがいいとか、ここがだめだとか考えます。
しかし、これは建築の仕事をしていない人にとっては、その建物の景色になにも感じないし、視界には写っているけれど、ないものと一緒です。
またお花が好きな人や、それを仕事にする人であればまたその世界は変わります。それは建築の仕事をする人には見えない世界です。
世界は僕たちが知っていることでできているのです。
本を読むことが重要である
だからなんだよ!!って思うかもしれませんが、これはつまり知識の多い天才であれば世界の見方は僕のような凡人とは違い、学びも違ってくるということになります。
じゃあどうすればいいか。
それは若い内からたくさんの情報に触れることでしょう。
そのための一つの手段が本を読むことであり、大学生はたくさん本を読むべきだと思います。本を読むことは誰かが一生をかけてした体験を何時間かで体験することができます。またその人の成功した方法を本から学び、いいところを盗むことができます。
僕の大好きなゲームの一つ「メタルギアソリッド」シリーズの最新作である『メタルギアソリッドV』の初日売り上げは約212億円で、ハリウッド映画をも凌ぐ記録になりました。このゲームはもはや日本だけでなく、世界的な人気を持っています。
このゲームを手がけたゲームデザイナーである小島秀夫監督も「僕の体の70%は映画でできている」といっており、たくさんの世界を知ることが重要であり、成功につながることがわかります。
またこれも僕の好きな漫画の一つで絶大な人気を持つ「ジョジョの奇妙の物語」ではたくさんの芸術や映画、神話がパロディーとして登場します。一つを真似ることはパクリですが、それを自分流に直し、多くを真似することはオリジナルとなるのです。
(ジョジョに関しては少しパロディーに関して批判があるのは事実です。。笑)
あの英雄の体も剣で出来ていました。(←これは違う)
使う言語も「世界の見え方」を決めている
またある研究では、使う言語もまた世界の見方を決めていることがわかっています。
「言語が変われば周りの世界も違って見える」ということが証明された。同じ人でも、そのときに使っている言語によって物事の捉え方が変わってくるのだという。
(http://wired.jp/2015/05/18/language-changes-your-view-of-the-world/)
最近では英語を学ぶことの重要性が高まっていますが、英語を学ぶことは世界の視点で自分の日本をみることにつながります。
コミュニケーションの幅が広がり、世界中の人と話ができるのが英語の魅力ですが、自分の住んでいる日本の地を見直し、世界の視野を広げられることもまた英語を学ぶことの魅力でしょう。
まとめ
・成功している人のやり方を真似る。
・世界は僕らの知っていることでできている。
・多くの人の経験を知るために本を読む。
・英語や他の言語を学ぶこともまた世界を広げる。
僕も1番の近道で学び、たくさんの人のいいところをどんどん真似していきます。
また本を読むこと、英語を学ぶことの重要性を再確認できました。
参考になった本です。イケダハヤトさんもおすすめ。
クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために
- 作者: オースティンクレオン,Austin Kleon,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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