行ってきた!海外ビジネス武者修行プログラム~ベトナムインターン
この春休み海外ビジネス武者修行プログラムというものに参加してきました。それはもう人生で一番濃い2週間だった。
武者修行プログラムとは??
ベトナムの地で2週間の実践型インターン
この「海外ビジネス武者修行プログラム」とは、新興国ベトナムの世界遺産都市ホイアンの地で、参加者が自分で考えた企画を自分で実践する、2週間の実践型ビジネス研修です。
2015年大学生向けアジア新興国のインターンシップ受入れ人数が日本でNo.1になりました。
まずはこの動画を見ればどんなプログラムかわかると思います。かなりクオリティが高い。
キャッチコピーは「君の変態を支援」
このプログラムのキャッチコピーは「君の変態を支援」です。変態と聞いて多くの人が「え、変質者とかのあれ?」となると思います。
しかしここでいうのは、さなぎが蝶になるように成長する、もう一つの変態の意味の方です。武者修行プログラムではこのように定義されています。
【変態】海外で働きたい、現状を打破したい、自分を成長させたい・・・。将来に繋がるたくさんの得難い経験により、新しい自分になること。
そしてもう一つのキーワードが「自走式エンジン」を積むこと。ビジネスを実際に現地で学ぶ。そして、自分が定めた将来的なゴールに向けて何が必要かを考え、それを達成することができる能力、つまり「自走式エンジン」を身につけることをこのプログラムの狙いとしています。
多くの人がこのようなインターンや研修を受けるけれども、帰国してからはまた元の生活に戻ってしまう。そうではなくこの武者修行プログラムでは一つの目標に向かって行動し、帰国してからも自分のビジョンや人生の目標を達成することができるように変態し、さらに自走式エンジンを積んで成長し続けていけるようになる。そんな人生を変えるきっかけとなるようなプログラムです。
すべては学生のために
このプログラムのオーナーである代表取締役の山口和也さんは、新卒1年目でブラック企業に入り、ご自身の経験から学生の期間に「ビジネスとは何か?」を学べる場を作りたいことがこのプログラムのきっかけだったそうです。
そこから「すべては学生のために」という想いで、本気で学生を変えるために活動されています。
またこのプログラムでは「ファシリテーター」と呼ばれる実際に社会で活躍するプロの人材育成者が学生に直接指導に当たります。人財育成のプロであり、大企業でリーダーシップ研修などを行なう『チームビルディングファシリテーター』、起業家・戦略コンサルタントの『ビジネスファシリテーター』が連携し活動を支援してくれます。
ファシリテーターについての説明動画もあります。
もちろん代表である和也さんも直接指導に当たり、学生にとってはめったに経験することができないプロのアドバイスが受けられるのもこのプログラムの大きなポイントになるでしょう。
和也さんのプロフィールがこちら
《プロフィール|山口 和也氏》
1973年生まれ。早稲田大学大学院商学部専門職学位課程ビジネス専攻卒(MBA)。2000年に米系医薬品&医療機器メーカー社長室入社。2004年日本人として初めてInternational Product Managerとして米国本社に勤務し、世界各国のマーケティング担当者とグローバルプロジェクトに携わる。2006年帰国後、Business Development Senior Managerとして、主にAsia Pacific & Japan地域において事業アライアンス等を担当。2011年Asia Pacific & Japan地域でMVP獲得。2013年、実弟の山口揚平とシェアーズを創業。その後、これまで培ったグローバル経験を活かして「海外ビジネス武者修行プログラム」を立ち上げ累計221名実施、大学生向けアジア新興国インターン事業において実績No.1となる。(「アセナビ」より(http://asenavi.com/archives/7760#i-2)
参加した理由・きっかけ
ぼくがこのプログラムに参加した理由は2つ。それは「自分を変えたい」そして「実際のビジネスを学びたい」ということでした。
ぼくは典型的な「やりたい事がわからない」学生で自分の将来について思い悩んでいた部分がありました。1年間学生団体で営業を経験し、1ヶ月の留学とプログラミングも学びましたが「やりたいこと」はみつかりませんでした。
そこで出会ったのがこの「武者修行プログラム」。最初は「変態を支援??」「自走式エンジン??」と聞き、「学生をカモにしたプログラムなのかな〜」と思っていましたが、動画を見てなかなか面白そうと思ってしまった。
また知り合いの口コミも「本当に参加してよかった」というのを聞き、最近学生をカモにしたものも多いので、ほんとかよと疑いながらも「一度説明会に行ってみるか」と実際に聞いてきたとこに。
いざ説明会で話を聞いてみたところオーナーである和也さんのまっすぐな想いを感じ、飛び込んでみました。(金銭面で参加できないという場合のためにも分割制度や出世払いの制度もあり学生を思いやる心が本当に伝わってきました)
そして実際にプログラムに参加して思った事は、
「本当に参加してよかった。」
「変態する」とか「自走式エンジンを身につける」といってたことは本当でした。そのために、指導者の方が全力で自分たちに関わってくれます。そして参加した多くの学生が人生を変えるきっかけとなったと言っていました。
そしてこのプログラムでは、本気でがんばれる仲間が集まり、1つの事に向かって努力する力が身につくと心から言えます。
どんな人に向いてる??
このプログラムでは主に3つのタイプの人におすすめだと言えると思います。
1.本当のビジネスを学びたいor自分の力を試したい
ビジネスとは何か?ということを学びたい人。また自分の力を試したいという方にはもってこいのプログラムです。プロの指導者の元でビジネスを毎日学び、そしてフィードバックを受ける事ができます。
2.将来世界で働きたいor自分の英語を試したい
将来世界で働きたいという想いをもった人は、この学生という貴重な期間で実際に海外でビジネスを学ぶ事ができます。英語を使いプレゼンをしたり、実際に外国人観光客にアンケートをとります。本当の英語の力が求められます。
もちろん英語が全然できないという人も大丈夫です。ぼくが参加した時にも英語が話せるひとから全然話せない人までいろんな人が集まってきます。もちろん英語を使わなくてはいけない場はありますが、そこで一生懸命伝える気持ちやそれがきっかけで英語をもっと学ぶきっかけとなると思います。
3.自分を変えたい
このプログラムではビジネスを学び、自分たちの設定した1つの目標に向かっていきます。そこでは必ずいろんな問題や衝突が発生します。でも、それを乗り越え成長していく事ができると心からいえるぐらいすごいプログラムです。「やりたいことがわからない」「自分を変えたい」といった学生の人は是非飛び込んでみてください!
きっと人生を変えるきっかけをつかめると思います。それくらい参加者した多くのが学生がなにかを掴んで帰ってきています。むしろそんな何か思い悩んでいたり、自分を変えたいと思っている学生に1番のプログラムだと思います。
具体的内容
プログラムの流れ
このプログラムでは参加者は3~4名でチームを組み、自分たちでビジネスプランを作成し、現地で実際に活動します。
具体的な流れです。
- 事前研修(1日)
- 企画書作成
- 現地での2週間活動
- 事後研修
まず、日本の東京もしくは大阪で1日のビジネスの研修を受けます。これない方はSkypeによる研修も受けられるので安心です。(説明会は全国各地で行われます)
その後3〜4人の参加者で1つのチームを作りビジネスプランを作成します。この作り方も事前研修で教わりますが、その企画の内容自体は全て参加者であるチームで考えることになります。
それも全て自分たち自身なので、実際に多くの人がSkypeなどで連絡をとりあって企画書を作っていました。(ぼくも何度もチームメンバーと現地に行く前に何度も話し合い、夜遅くまで議論することも。。笑)
そしていざベトナムのホイアンに向かい、自分たちの企画をファシリテーターの指導を受けながら実践し学んでいきます。
帰国した後もその経験を振り返り、その後の学びとしてつなげるために事後研修を受ける事ができます。
またこの武者修行を経験した人だけのコミュニティである「MAP(musyasyugyo after community)」というものがあり、これに参加できるというのも大きなメリットになります。今後の活動においても同じプログラムを体験し、たくさんの優秀な人と関わりつずけることができるのも魅力の1つです。
4つの担当領域
ビジネスをしていくにあたって、実際に1つの店舗(お土産、観光ツアー、語学学校、カフェなど)で4つのチームである役割にわかれます。
- ニュープロダクトディベロップメント
- アウトサイド・プロモーション
- インサイド・マーケティング
- インナー・ブランディング
(*現在、インナー・ブランディングはなくなり、ニュープロダクトディベロップメントが2チームに変更されました。)(2016年12月18日現在)
1.ニュープロダクトディベロップメント
新商品・サービスを開発する (お土産、料理、ツアーなど)
2.アウトサイド・プロモーション
店舗にくる人を増やす(看板作成、外観の装飾、SNSなど)
3.インサイド・マーケティング
店舗の「中」にいて「お店が魅力的に思えるように」する。入ったお客さんが商品・サービスを購入したくなるお店作りをする。(店内のポップやポスター作成、内装の装飾など)
4.インナー・ブランディング(現在このチームは無くなっているみたいです)
従業員と密にコミュニケーションを取ることを通じて、お店を良くする施策を従業員と一緒に考える。(接客向上、 制服作成、プロモーション強化など)
この4つのチームにそれぞれ3~4人のチームに分かれ活動していきます。
ぼくは実際にハンバーガー店のインサイド・マーケティングとして活動し、店内の飾りつけやポスター、メニューの作成、また観光客が写真をとれるinstagram型のフリップを作成しました。
自分の興味があるものや挑戦したいものに是非挑戦してみてください!!
これってどうなの??
僕自身の経験を踏まえてこれどうなの?と思った事もまとめておきます。
なぜベトナム??治安とか大丈夫??
なぜベトナムでビジネス研修が行われるかという理由は「治安」「宗教」「英語」の3点です。活動場所であるベトナムのホイアンは世界遺産であり、観光地として人気のため治安が良いです。また特定の宗教もないので、ビジネスにおいてそこでひっかかる心配もありません。
また観光客として欧米人が多く訪れ、英語が通じるベトナムで言語が通じないという問題はさけられるので思いっきりビジネスを学ぶ場として適しています。
英語が不安・・・
実際にぼくもプログラムに参加しましたが、英語がなかなかしゃべれる学生もいれば、ほとんどわからないという学生がいました。もちろん英語が話せるということはかなりのアドバンテージになると思います。
実際に英語ができないために、苦しむ事もありました。しかしそんなことを乗り越える経験や、それがきっかけで英語を学ぶ重要性を感じる事ができます。
ぜひリアルで使う英語を学んでください!もちろん行く前にも英語学習をすることも重要です!
優秀な学生があつめって少しビビる・・・
プログラムには全国各地からいろんな学生が集まってきます。もちろん1流大学の学生や地方の学生など様々でした。しかし集まってくる人たちは学歴などにこだわらず何かを変えたいと思う人や、ビジョンを達成したいという意欲ある学生ばかりでした!ぜひいろんな価値観を持った学生と触れ合い、ここでしかできない経験をしてください!
さいごに
以上この「海外ビジネス武者修行プログラム」についてでした!ぼくは本当に数え切れないくらい多くの事を学んだし、人生で1番頭を使い、1番泣いて、自分が変わったと思える事ができた2週間でした。
最高の仲間たちと1つの目標に向かって本気でぶつかって、本当のビジネスとして行動する。こんな経験は学生の間にめったにできないです。
「自分を変えたい」「なにかを成し遂げたい」「きっかけをつくりたい」という人には心からおすすめします。
まだやっぱり不安だなと思う方はぜひ説明会にいってみたり、ぼくでよければなんでも聞いてください!メッセージいただければ実際に経験した事を踏まえて相談に乗ります〜!
もっと詳しい内容は、HPこちらのリンク。説明会の申し込みもここから↓
(地方の方は、スカイプにて説明会の参加が可能です)
次回はこのベトナムインターンで学んだことについてまとめます。
ではでは。
(学んだことについてはこちら)