ブロガーになったら、憧れの美女とタダで日本1おいしいチーズタルトを食べれた?話
(この記事は少し長いため、チーズタルトでも食べながらお読みくださいませ)
とある日のTwitterタイムラインにて
先日、ふとTwitterを見ていると、あるつぶやきに目が留まった。
京都のブロガーさんっていらっしゃいますか?良かったら明日夜、チーズタルト食べませんか?
— 塩谷 舞(mai shiotani) (@ciotan) 2017年4月12日
3名様くらいパーティーの枠があるので、ご興味ある方はDMにてご連絡ください。。🌕
このつぶやきは、塩谷舞さんという方のツイートだ。塩谷さんは、株式会社CINRAを新卒3年間務め、その後フリーランスのWeb編集者として独立している。しおたんとも呼ばれており、ネット業界では知り人ぞしる人物らしい。
インターネットが大好きで、数々のバズ(たくさん拡散されること)を起こすことを得意とし、ちまたではブログ界の炎上家イケハヤならぬ、イケシオと呼ばれてるとかないとか。
僕が塩谷さんを知ったのは、彼女が編集長をしているサイト「miliue」の記事を見たことがきっかけだ。そのサイトを初めて見たとき、デザインがすごく洗練されていて、まるで透き通っているかのような文章がスゥっと入ってきて、なぜこんな文章が書けるのかと、それはもう驚いてから彼女のファンになった。
なにより、美人だ。Facebookも公開している。プロフィール覧を見てみると「交際中」と書いていた。また、退職ブログも書いていたが、その記事をみると1000イイねがついており、美人で素敵な彼氏もいて、みんなからも応援され愛されているのだから、人としても本当に素敵な人なのだな、と勝手に想像した。
Facebookの方が比較的まじめに文章を書くので、ほとんど公開設定にしてるので、よかったらフォローお願いします\ (`o´) /→ https://t.co/MfZB0ljZEO #botやで
— 塩谷 舞(mai shiotani) (@ciotan) 2017年3月12日
いつのまにか、ぼくは塩谷さんのファンになっていて、いつかはお会いしたいな〜と思っていたところ、先ほどのツイートを見たのだから、反応せずにはいられない。なにやら京都のブロガーであれば、チーズケーキをただで食べれるらしい。これは好機だ!今すぐDMを送ろうと体が反射していた。
(・・・これはDMするしかない!!!)
しかし、ふと手を止めた。
確かにぼくは、京都の学生でブログを書くことをたしなんでいる。しかし、自分のことをブロガーと思ったことはなく、書くとしても月に1記事ほどだ。
最近は少し更新頻度も多くなったが、大学生活で読んだおすすめ本をまとめたり、英語の勉強法をまとめたり、幸せが何かわからなかったから幸せに生きるための「TED TALK」をまとめたりと、つまらないまとめ記事ばかりである。
しかも調べてみると、今回塩谷さんが募集を募っているのは、あるお菓子のポスターコンテストの審査会らしい。応募された350作品の中から、厳選された作品のクリエイターが集まり、入賞の表彰と懇談会が催されるようだ。
350作品の中から、最終審査に残った8作品を紹介してます!!! / “速報!BAKE CHEESE TART京都寺町店ポスターコンテスト二次審査通過8作品を発表! | THE BAKE MAGAZINE” https://t.co/8wQ8zanX0U
— 塩谷 舞(mai shiotani) (@ciotan) 2017年4月12日
ぼくはパーティーや懇談会が嫌いだ。パーティーというものは、楽しむ人がいる一方で、部屋の隅っこには乗り切れない人がいるのが常である。
大抵パーティーやイベントを楽しめるのは、知り合いや共通の友達が多い人か、パーリーピーポーである。ぼくも何度かそういうイベントに参加した経験があるが、あまりよかった記憶はない。
(・・・やめておくか...)そう思った。
しかし、ふと考えて見た。ぼくはこの好機を逃すのか?もしこの機会を逃せば、あの憧れの塩谷さんにもう会えないかもしれない。
もうちょっとよく考えれば、これはポスターのデザイン審査会である。実は大学を休学し、未経験ながらデザイナーを目指すことになったぼくであったが、この発表会がきっかけで、素敵なデザイナーの方と巡り会えるかもしれない。
人生とは、選択の連続だ。バタフライエフェクトという言葉がある。これは『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか?』という講演の題名からきている。
つまり、すごく簡単に言えば、蝶の羽ばたきが台風を起こすかのように、ふとしたキッケケが大きな出会いにつながることもある、くらいの意味だとぼくは勝手に解釈した。そしてそれは行動したものにしか与えられない。どうやら人はその巡り合いを「ご縁」と呼ぶらしい。
そういえば、ホリエモンこと堀江さんも著書「ゼロ」にて、大切なのは「ノリの良さ」だと述べていた。
ノリの悪い人は、人生の波にも乗れない。 もちろん血肉となるような経験も得られず、自信にもつながっていかない。 シンプルに考えればいい。 すべては「ノリのよさ」からはじまるのだ。 〜ゼロ(堀江貴文)
やりたいことが見つからない学生に、一歩を踏み出す勇気こそが大切なのだと熱く語っていた。すべては「ノリのよさ」からはじまるのだ。
しかし、そもそも「ブロガー」とはなんなのだろうか?ブロガーを名乗るのに、正式なPV数というものもない。
そういえば、昨今「ブロガー」という言葉が流行る一方で、それ以上に話題になっている「ユーチューバー」のヒカキンさんのことを思い出した。ユーチューバーといえばヒカキンというほど、日本Youtube業界の親分であるヒカキンさんだが、先日「Youtuberってなんなのさ?」って動画を出していた。
そう、あのヒカキンさんでさえ、彼自身もYoutuberがなんなのかわかっていないのである。では、ブロガーやYoutuberになるには、どうしたらいいのか?
考えた結果、ぼくの結論はこうだ。自分がその肩書きを名乗ったときから、それは始まるのである。つまりブロガーは、ブロガーを名乗ったときからブロガーなのである。そして、今日からぼくはブロガーだ!
人生は短い。必要なのは待つ勇気などではない。一歩を歩き出す勇気である。断固、美女とチーズタルトを食べたいという不純な理由で、一歩を踏み出すのではない!自分のキャリアの可能性を広げるため、新しい人生の可能性を広げるため、この一歩を踏み出すのである!
そう思い立って塩谷さんにDMを送ったのは、あのつぶやきを見つけて約9分後のことだった。
さすが塩谷さんだ!
塩谷さんにDMを送るとすぐに返事が返ってきた。どうやら、まだブロガー枠の定員は埋まっていないらしい。また、聞いたところ会場は京都の祇園四条から少し離れた、清水五条にあるカフェで開催されるみたいだ。
そこは、以前ぼくが勤めていたIT企業からすぐ近くの場所であった。この近くは熟知していると思っていたが、このカフェのことは知らなかった。
さすが塩谷さんだ! 祇園四条という観光客と人で溢れる場所ではなく、少し離れた、しかしアクセスの良い隠れたカフェを予約するとは...
その何分かした後、Twitterをみると、塩谷さんがTwitterでまたつぶやいていた。
こちら、ブロガーさん枠埋まりました!!!!ありがとうございます!!!!ツイッターありがとう!!!!ツイッター大好き!!!! https://t.co/XtonLfL6nA
— 塩谷 舞(mai shiotani) (@ciotan) 2017年4月12日
さすが塩谷さんだ!募集してすぐに他の京都のブロガーから応募があったらしい。さすが約2万人近いフォロワーを持つ発信力・影響力の強さである。
日本で一番おいしい?BAKEのチーズタルト
こうして、憧れの美女に会い、チーズタルトをタダで食べるチケットを手にすることに成功...じゃなくて、ポスターコンテストの審査会に参加することになった僕は、さっそくそのチーズタルトのことを調べることにした。
ブロガーたるもの事前の情報収集は欠かせないのである。調べてみると、そのチーズタルトは「BAKE」という商品名らしい。
もうちょっとよく調べてみると、ぼくはそのチーズケーキを実は知っていたことがわかった。
というのも、よく四条から寺町通りを上がっていくと、なにやらタルトを売っているらしきお店に、たくさんの女性が並ぶ列をたびたび目撃していたからだ。
しかも値段をみると、小さなタルト1つに200円ときたものだ。よくもまあ、こんな小さなスイーツのために並ぶものだなーと、いつも思っていたが、まさかこのお店だとは思わなかった。
結構念入りに調べてみると、この株式会社BAKEのすごいところは、1ブランド1商品という、シンプルなビジネスモデルらしい。通常スイーツのお店といえば、ショーケースにいくとものスイーツが並んでいるのもだが、BAKEでは一つのチーズタルトしか売っていない。
そのため、製品コストを下げ、とことん美味しさを追求することができる。 www.bake-jp.com
代表である長沼さんは、「東京で、お菓子屋さんのスタートアップを立ち上げる」と決意し、神宮前の小さなマンションを借りて、1人でBAKEという会社を立ち上げた。
新卒で入った丸紅をやめ、マンションの一室を借り、Aibnbを利用して部屋を貸しながら、資金を保っていたそう。
そんな中、たまたま泊まりに着ていた、21歳のアメリカから来たエンジニアに仕事を手伝ってもらったことがきっかけで、ここまで成長したそうだ。なんともストーリーに溢れるすごい会社だった。
また、現在はタイでも販売され、国民的スイーツにもなったそうな。まさに日本を代表するチーズタルトだった。
ついにイベント当日!
BAKEの下調べをしっかりと終え、ついにイベント当日になった。ドキドキしながらも、京都の清水五条にある、とある隠れカフェに到着した。
入ってみると、もう開始直前というところだった。そしてついに、あの塩谷さんが!!!(写真右上)
BAKEのポスター審査発表会きた!ぼくがきていいの感がすごい。 pic.twitter.com/uWO37RMJbB
— みみずのみずの (@mimizunosuguru) 2017年4月13日
勇気を持って、話しかけると「あ、〜大学のブロガーの!」とちゃんと覚えてくれており、それはもう感無量だった。ブロガーを名乗ったばかりだが、塩谷さんにブロガーと呼んでもらったからには、もう一流のプロブロガーといっていいだろう。
どうやら、軽い軽食と、お酒が飲めるみたいだった。 こんな感じでジュースにお酒
ビール・ワインも飲み放題
軽食と
そして、あのBAKEのチーズタルトと対面!!!
ブロガーと名乗るだけで、タダ飯とお酒と、日本を代表するチーズタルトも食べられるなんて、すごい時代になったものである。
そして座ることになったのが、ここ。
なぜか一番前!いろいろ間違っている!実際後ろには、たくさんの作品応募者の方がいた。たかが名乗ったばかりのブロガーなのに、申し訳なさが尋常でなかった。
でも、塩谷さんを一番前で拝めるから、それはそれでいいことにした。
そして、塩谷さんから今回の応募作品の紹介が始まった。
塩谷さん(@ciotan)の作品紹介🧀 pic.twitter.com/WUnbXW3jZy
— みみずのみずの (@mimizunosuguru) 2017年4月13日
さすが塩谷さんだ!ぼくは席を移動してないのに、写真を取られる角度が決まっている。
話を聞いてみると、今回の企画は、BAKE CHEESE TART京都寺町店を題材とし、京都の方々・京都に観光に来た方々に「BAKEが気になる!」と思ってもらえるような、ポスターの募集だったらしい。
見事、受賞されたポスターは、実際に四条河原町の駅構内などに掲示される予定らしいから、すごい。そして、グランプリにはタルト1,000個(もしくは15万円)を贈呈されるとのこと。タルト1,000個がかかっているために、会場もそれなりの雰囲気である。
ポスターを審査してくださるのは、日本の広告・クリエイティブシーンで方々で活躍する方々である。
審査員は、私が心底尊敬してやまぬクリエイターの方々!
— 塩谷 舞(mai shiotani) (@ciotan) 2017年2月2日
dot by dot代表 富永さん
CEKAI代表 井口さん
電通 日下さん
eredie2 熊野さん
そしてBAKE @Shintaro_n_bake さんと貞清さん!https://t.co/f8mT9zRKYo pic.twitter.com/S6lBpKgSi9
デザインに関して言えば、ぼくが学びたいのは、問題解決としての「デザイン」だったから、クリエイティブでアーティスティックなイメージのポスター審査会は、難しいものなのかなと思っていた。
しかし、これがかなり勉強になり、話を聞いてうんうんと感心してばかりいた。
例えば、こちらの作品。BAKEの温もりをうまく表現した作品だ。審査員の方もかなり褒めていた。しかし、今回のテーマは「四条河原町の駅」に張り出すポスターである。そのため、京都感がなくてはならないが、それが伝わってこないとの指摘があった。
また、このポスターでは商品の中身がわからない。BAKEのチーズタルトが大変有名になったら、みる人も想像できるが、それが良くない点だったという。しかし、この温もりの表現の仕方は絶賛されていた。
一方で、こちらはBAKEをメダルに見立てて、大切な人に贈る提案をしているポスターだ。
こちらも京都感が出てないのが惜しいとのことだったが、このポスターの良いところは、ベイクのチーズタルトを人にプレゼントするという視点で捉えたところだ。
というのも、ベイクのチーズタルトは1個216円だが、6個買うと1242円で50円お得になる。これは、チーズタルトを家族で一緒に食べたり、大切な人に送ってほしいという思いがあったためらしい。
その視点をうまく捉えたのが、このポスターであった。なるほど。デザインには全て理由があるとはいったものだが、とても勉強になった。
そして、今回激戦をくぐり抜け、見事グランプリに輝いたのはこちらの作品。
京都らしさをしっかりと表現し、ベイクのイメージカラーと、ベイクを食べた時の感想を、ストーリーに仕立て表現したそう。おめでとうございます!
優勝したのは、こちらのお二人。グランプリにはタルト1,000個、もしくは15万円を選ぶことができるのだが、なんと1,000個にするとのこと。
BAKEのポスターコンテスト、グランプリでした! タルト1000個頂けるんですけど、これどうするといいのかな…楽しいアイデア募集中です #チャレンジBAKE1000 pic.twitter.com/b1wYrPDJWZ
— ゆりりー😸 (@yulily100) 2017年4月14日
もしかしたら、タルトパーティーが開かれるかもしれないため、京都のブロガーは要チェックである。その他の作品はこちらから。
懇談会
審査会が終わると、懇談会のお時間となった。勇気を振り絞り、憧れの塩谷さんに話しかけようと思ったが、塩谷さんは終始忙しそうにして、暇を見つければスマホをいじいじしていた。
さすが塩谷さんだ!おそらく他のお仕事の連絡で忙しいのだろう。また、インターネットに生きる彼女は、常にTwitterやネットの情報を調べているにちがいない。
忙しくしているところを、話しかけるのは気が引けたが、今回ブロガー枠で参加している他のお二人とお話しできた。陶芸をやりながらブログを書くゆきがおさん(@yukigao_22)と、元不登校&引きこもりで、ブログ/WEBライター/出張撮影もやっているなかかずさんだ(@kaz_volley)
明日、塩谷さん(@ciotan )と共にこの表彰式に参加してきます٩( 'ω' )و
— ユキガオ (@yukigao_22) 2017年4月12日
今からワクワクしかない!!楽しみ〜♡
当日のレポートはブログにて(*´ω`*) https://t.co/Tm7fiI7Ils
2人とも知り合いで、ブロガー仲間らしい。ゆきがおさんに関しては、作品展を開催するためにクラウドファンディングにて、資金調達に成功している。まさに、お二人とも「ブロガー」である。
他に審査員の方に話しかけてみようとしたが、やっぱり気が引けた。なぜなら、今回の主役はポスターの応募者である。そして彼らには作品がある。ぼくには何もなかった。まさに自分は、名ばかりのノースキル文系デザイナーでしかなかったのだ。
そんなことを思っていると、塩谷さんの場内アナウンスが聞こえた。なにやら、このお店にはテラスがあり、外に出ていいらしい。
さすが塩谷さんだ こういう類の場が苦手な人のことを考え、逃げるところがある場所をチョイスしたのだろう。まったく、かゆいところにも手が出るものだ。
テラスに出てみた。
その日の月は綺麗で、京都の鴨川が見えた。今は桜の季節で、夜桜を見ながら酒を片手に楽しむ人達や、カップルが2人で幸せそうに座っているのが、ここからも見えた。ぼくの心は完全に冷え切ってしまったが、京都の空はそんなぼくにも平等に光を照らしてくれていた。
後日談
ただ飯とお酒、チーズタルトまで食べさせてもらったので、再度帰り際に、塩谷さんに挨拶することにした。ぼくが1回お辞儀すると、その3倍ぐらいの勢いで、塩谷さんにお辞儀し返された。
さすが塩谷さんだ!美人でこんなにも謙虚だから、みんなに愛されるわけだ。ちょっと軽くお話をしようと思ったが、「レポート記事、拡散するので楽しみにしてます!」言いながら、お土産のBAKEのチーズタルトを突き放されるかのような勢いで渡された。
そういえば、イベント中も「今日はブロガーの方が3名来てくださっていますが、写真撮影は大丈夫ですか?」と、無駄に3回ぐらいアナウンスしていた。遠回しに、ブログ書けよお前ら?といわんばかりのプレッシャーである。
さすが塩谷さんだ!バズのためには、使えるものは徹底的に使うプロ意識である。僕はそのアナウンスを聞くたびに「ぼくはブロガーじゃない、ぼくはブロガーじゃない」と心で唱えながら、会場の隅っこに逃げていた。
しかし、おみあげまで渡されてしまったら、もう逃げるわけには行かず、この記事を書いている次第である。
普段は、イベント系レポートはしないのだが、記事をバズらせ、塩谷さんを喜ばせたいという勢いでここまで書いて来た。もちろんBAKEさんにも塩谷さんにも、記事を書けとは一言もいわれてない。
しかし、ここまで書いて既に15000字である。こんな長文を読んでくれている人がいるのかは、疑問である。
どうやら同じく会場に来ていた、陶芸ブロガーのゆきがおさんは、イベントの2日後にブログを更新していた。
BAKEチーズタルトを食べまくった一日でした(*´ω`*)いろんな人に会えて楽しいイベントだったなぁ☆ / “クセになる「サクサクとろとろチーズタルト」を京都で食べよう! - スキ、はじめました。” https://t.co/Zw38JvYQTo
— ユキガオ (@yukigao_22) 2017年4月15日
しかも、はてな人気エントリーに入り、Smartnewsにも掲載されたらしい。つまり、「バズった」のだ。記事を見た所、さすがブロガーという感じである。キラキラと優しさで溢れていたから、ぼくには到底真似できない、って思った。やはり、ぼくにブロガーは向いてないのだろう。
しかし、ぼくはインターネットの可能性を信じている。
もし、ここまで読んでいる方が仮にでもいるのであれば、記事の最後で、はてなブックマークかTwitterのボタンをポチッとしてほしい。あわよくば「さすが塩谷さん(しおたん)!」とコメントしてくれたっていい。
塩谷さんは最近NHKにも出演したらしい。だから言われなくても、わかっているとは思うが、「なんかしらんけど、みんなゆってるしやっぱり私ってさすがやな!」となるはずだ。
そう思ってくれただけで、ぼくはあの時、あの一歩を踏み出してよかったと思えるであろう。そして、一歩を踏み出すことの大切さを誰かにわかってもらえたら、これ以上の幸せはない。(どうか皆さまシェアを...はてブを...)
話がそれてしまった。どうやら、BAKEのチーズタルトは、冷やしても凍らしても美味しいらしい。オーブントースターで、少し温めても、サクッと感が再度楽しめるみたいだ。せっかくだからと、冷蔵庫と、冷凍庫に入れておいた。
なんか、もっときれいに写真は取れる気がしたが、ぼくはありのままの姿を伝えたいのである。きっとBAKEさんもわかってくれるだろう。
結局、塩谷さんとちゃんとしたお話はできず、ぼくの心は完全に冷え切ってしまったが、BAKEのチーズタルトは、凍らしてもチーズケーキのようで、美味しかった。
さすがに6個も食べきれるわけもなく、残った分は、親友のダンボーと、家族にあげることにした。
みんなおいしいと喜んでくれ、家庭も盛り上がった。普段は親不孝なぼくだが、京都に寄った際、たまには家族におみあげを買ってあげるのもいいなって、思った。
ぼくの心も、少し温かくなった気がした。
おまけ
えーと、京都のチーズタルトのことを書いてほしいなぁって思ってたのに、完全に私のことだらけじゃねぇかなんだこれは!!! @mimizunosuguru / “ブロガーになったら、憧れの美女とタダで日本1おいしいチーズタルトを…” https://t.co/K9Dsv8eB9w
— 塩谷 舞(milieu編集長) (@ciotan) 2017年4月19日
このブログ異常に長いのに(そして色々おかしい)みんなやたら読破してるのなんなの…仕事しよ…?洗濯物とかしよ…???
— 塩谷 舞(milieu編集長) (@ciotan) 2017年4月20日
ブロガーになったら、憧れの美女とタダで日本1おいしいチーズタルトを食べれた?話 - mimizunoBlog https://t.co/nTnkIhSGUP pic.twitter.com/f2l2lTzS0J